第40回 ベゴニア展 開催
- 広報部

- 2025年7月6日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年7月7日
2025年6月24日(火)
ついに今年40回目という節目のベゴニア展が開催されました。

少し歴史を紐解くと、神代植物公園でのベゴニア展が始まったのは1984年に大温室が完成・披露された直後の12月に1回目が開催されています。このことからも神代植物公園と日本ベゴニア協会との絆の深さがわかりますね。さらに初期のころには大温室内の休憩室で開催されていたようです。

さて初日を迎え、植物会館の会場にはたくさんのベゴニアが所狭しと並んでいます。
会員からの展示が125鉢。神代植物公園からの展示が44鉢 計169鉢という驚きの数!
東京で原種をメインに交配種などが、一度にこれだけの数を見ることができるのは珍しいことです。
地域もバラエティーに富んでいます。インドネシアやフィリピン、中国などのアジア。
アフリカ大陸やマダガスカルのベゴニア。南米産のものもあります。
またベゴニアをモチーフとしたグッズのコーナーもあり、来場者の目を楽しませてくれています。
初日は雨が上がったもののとても蒸し暑く、体感湿度100%くらいあるのではないかという中、たくさんの来場者に恵まれました。
中には1時間ほど熱心に写真を撮っておられる方がいたり、スタッフに様々な質問をされている方も複数名いらっしゃいました。みなさんベゴニアに熱い思いをお持ちですね。



会場には新しい試みとして、青光りのベゴニアを来場者に撮影してもらうコーナーが設けられ、実際に撮影された方は驚かれたり笑顔をみせてくれたりと楽しんでらっしゃいました。

また3カ所のナーセリーからベゴニア苗の販売があり、普段園芸店では扱っていない貴重な原種ベゴニアなどもあり、かなりの売れ行きでした。

いくつか展示されていたベゴニアも紹介していきましょう。

なんといっても今回一番目立っていたのがこれ!
Begonia carrieae
1967年4月13日メキシコのオコソコアウトラで発見され、1976年5月に『The Begonian』で初記載されたものだそうです。
根茎が発達し、大きく羽根を広げたような様は、あたかも翼竜が翼を広げているような錯覚すら感じます。

他にも大型のBegonia lanternaria やBegonia variegata(ex masoniana var. maculata)など大温室で育てられた見事な大株が来園者の目を引いてました。
自宅ではこんなに大きくは育たないでしょうね。
私は初日、3日目、5日目と会場でスタッフを務めさせていただきましたが、会場にいらした方から様々な質問を受けました。
みなさん知り合いにベゴニアを育てている方が居なくて情報が欲しいご様子でした。
代表的な質問は
・ガラス容器に入れているのはなぜ?
・ガラス容器に入れているものと入れていない
ものの違いはなに?
・水苔と土はどちらが良いの?
・土は主に何を使えば良いの?
・大きなガラス容器はどこで買える?
・水やりのタイミングは?
・冬は最低気温何度まで耐えられる?
・熱帯の植物だから夏は得意?
・何年ぐらい生きるの?
(ここでは回答は控えさせていただきますが、折あるごとにこれらも情報発信していきます。)
私も疑問があるとベゴニア協会の大先輩に教えをいただいてます。
5日目の土曜日には理事長から展示物の解説があり、神代植物公園の職員をはじめ多くの来場者が耳を傾けていました。遠路青森や徳島県からいらした方もいらっしゃいました。

理事長の解説の後には2階へ移動し、東京支部の月例会が開催され一般の方も10名以上参加され、活発な質問も飛び交っていました。
私は去年まで一般人としてベゴニア展を眺めていましたが、今回初めてスタッフとして参加して感じたことは、来場者のベゴニア愛が熱い!です。私も知らない種を育てている方がいらしたり、黙々と写真を撮られる方。メモを取りながら見て回られる方。
質問の熱量もすごかった。





私は何名かの方にベゴニア協会へ入会しませんか?とお声がけもさせていただきました。
人が増えれば、知識量も増える。栽培面積も増える。種の保存の共有も出来る。
実際私が入会してみて感じることは、入会するというハードルが高く感じていましたが、入ってみるとみなさんフレンドリーで、知らないことをなんでも教えてくれる。葉も分けてくれる。毎月、貴重な原種や交配種の提供もある。何十年とベゴニアを育ててきた方のノウハウを吸収できる。ベゴニア好きにとっては素晴らしい会です。
みなさんもぜひ仲間になってください。お待ちしています。

最後は入会のお誘いになってしまいましたが、とても楽しく有意義なベゴニア展でした。
来年の開催が今から待ち遠しい。






