ベゴニアの葉を科学する
- 広報部

- 2025年6月21日
- 読了時間: 7分
原種ベゴニアの葉には様々な色や模様、形態があるけど、きっと意味や物語があるんだろうなぁ....。
という興味があり、調べてみました。
といってもChatGPTに調べてね。とお願いしただけですけど。
※この記事は筆者の興味に基づき、AIを使用して作られた「説」ですので間違いや誤情報が含まれている可能性がありますことをご承知ください。

◆銀色やメタリックな葉色の持つ意味
Begonia U400や Begonia rex (原種レックス)は銀色の網目模様で非常に目を引きますね。
このとても自然のものとは思えない葉模様にどんな意味があるのでしょう。
1,弱光環境で光を効率よく吸収する役目。

熱帯雨林の林床などの薄暗い環境に生息して
いると太陽光は木々の葉で遮られ、植物が使
えるのは「散乱光」が中心になります。銀色
の模様や光沢が、わずかな光を葉の内部に効
率的に導く機能を果たしていることがわかっ
てきています。
2,葉の温度調整・光ストレスからの保護。
銀色やメタリック模様は、直射日光が強すぎ
るときの反射材としても働きます。樹間から
差し込む一時的な強い光を反射して葉の温度
調整を行ったり、光合成に不要な波長(赤外
線など)をはね返すことで、葉焼けを防止し
たりしているとも言われています。結果的に
葉の水分蒸散を軽減し、乾燥ストレスを緩和
している側面もあるようです。
3,虫などの捕食者からのカモフラージュ
銀模様やマダラ模様には、以下のような防
御的役割があるとも言われています。
葉に斑点や不規則な模様があることで、「病気にかかっている」「古くて不味い」と虫が判断してくれる。
天敵に見つかりにくくする「カモフラージュ」効果
◆ピンク色の色素を持つベゴニア
Begonia negrosensis や Begonia brevirimosa などピンクの葉模様がある原種ベゴニアは良く目にし
ますね。このピンクにはどんな役割があるのでしょう?

1,ピンク色はアントシアニンによるもの
アントシアニンは紫外線や青色光の吸収帯を
持ち、葉の内部組織を保護する働きがありま
す。
林床のように薄暗い場所では、急に当たる斜
光や日射から細胞を守るバリアとして機能す
ると考えられています。
2,酸化ストレスの軽減
紫外線や乾燥などのストレスにさらされる
と、植物の細胞内に「活性酸素種(ROS)」
が発生します。アントシアニンは、これを中
和し細胞の酸化ダメージを軽減する効果を
持っています。
3,ピンク模様の「警告色」説
鮮やかな色模様は、捕食者に対して「この葉
は毒がある・不味い」と思わせるための“視
覚的な戦略”である可能性があります。
実際にベゴニアの葉に含まれる色素成分に
は、昆虫が嫌う苦味成分や抗菌作用を持つも
のが確認されています。
4,擬態・病斑模倣による捕食回避?
一部の研究では、ピンクの斑模様が病斑や枯れ葉のように見えることで、虫に食べられにくくしてい
る可能性があるとも指摘されています。昆虫は見た目の「新鮮さ」を基準に餌を選ぶことがあるた
め、あえて傷んだように見せることで回避する擬態戦略かもしれません。
◆構造色をもつベゴニア
Begonia pavonina や Begonia sp. Bac Kan , Begonia 'Pseud Longiciliata' など、いわゆる青
光り系ベゴニアは、葉の表面にイリドプラストと呼ばれる特殊な葉緑体が規則正しく配置されて、
光を効率的に利用するために、特定の光を多く取り込むように進化したものです。
イリドプラストの内部に多層膜構造があり、それが特定の波長の光(主に緑に近い青い光)を選択的
に反射することで、人間の目には青く光って見えると考えられています。
さてこの構造色はどんな役割を果たしているのでしょうか?

1,弱光環境での光合成効率の向上
この多層膜構造が青色光(450nm付近)を
反射・散乱しつつ、赤・緑の光を内部に透過
させているのです。
結果として、薄暗い林床でわずかに差し込む
光を、効率よく利用し光合成することに役立
っているのです。
2,光ストレスの緩和
構造色は、強すぎる短波長光(紫外線〜青色
光)を反射して葉内部を保護する働きもあり
ます。青色光は葉の細胞にストレスを与える
とも言われています。
構造色はこれを反射し、適切な波長だけを葉
内に取り込むことで、バランスを取っている
と考えられます。
3,温度調整と蒸散コントロール
光の反射は葉の温度上昇を抑え、結果的に蒸
散による水分損失を減らすことになります。
構造色による光反射も、葉の温度と水分管理
もしていると考えられています。
4,紫外線の遮断(UVカット効果)
構造色を作る細胞層は、紫外線(UV-B)の反射率が高いことも報告されています。これはDNA損傷
や細胞膜の劣化を防ぐ保護作用として、特に高地や紫外線の強い熱帯林で有利に働きます。
◆葉の表面にトゲ状の突起をもつもの
Begonia montaniformis や Begonia melanobullata , Begonia ferox など葉の表面にトゲ状の突起が
ある種がありますが、この突起にはどんな意味があるのでしょう?

1,防御機能としてのトゲ
トゲがあることで、ナメクジや軟体動物が葉
を食べにくくなるバリア的な役割。
また昆虫は葉の表面で滑りやすく、産卵や食
害がしにくくなるという効果もあります。
2,光の拡散と保護
林床にあるベゴニアは、時として樹間から一
時的に強い日射に晒されることがあり、トゲ
や突起の影で葉面が日陰になることで、光の
強さを部分的に調節し、光合成器官を保護す
る役割があるとされています。
3,水分バランスの調整
トゲや突起の表面では、水分が結露・蒸散し
やすく、葉の温度調節(気化冷却)が行われ
ている可能性があります。湿度の高い森の中
では、水の蒸発で葉の表面温度を下げる仕組
みが重要です
4,擬態・カモフラージュとしての機能
突起によって葉が苔や菌類のように見えるため、昆虫にとって「非食対象」に見える。
これは「クリプシス(隠蔽的擬態)」という進化的戦略と一致します。
◆葉の表面に毛が生えているもの
Begonia conipila や Begonia versicolor , Begonia sizemoreae など葉の表面に毛が生えたものはい
くつもありますが、その毛にはどんな役割があるのでしょう?
まずこの毛は植物学ではトリコーム(trichome)といいます。トリコームには非常に重要な働きがあ
ります。

1,光の拡散・葉の表面温度の調整
毛が光を反射・拡散し、葉の表面への紫外線ダメージを軽減している。特に標高の高い地域では紫外
線が強く、葉焼け防止に重要な役割を果たしている。
2,水分を保持し、蒸散を抑える
毛の間に空気の層ができ、葉の表面から水分が逃げるのを防止し、乾いた風が葉に直接当たるのを避
けるため、湿度を保つ効果もある。特に朝晩の気温差が大きい高地では、この機能が非常に重要で
す。
3,雲霧林帯では水分吸収サポート
一部の植物では、空気中の霧(微細な水滴)を毛で凝縮し、葉に取り込むことが可能。Begonia
conipila のような長毛ベゴニアは、空中からの水分を効率よく利用する戦略と考えられています。
このような構造は「雲霧林植物(cloud forest plants)」によく見られます。
4,食害防止
毛が密に生えていると、虫が歩きづらく、葉をかじりにくくなるのでナメクジなどからの被害を防ぐ
効果があります。
5,病原菌・胞子の付着防止
カビや菌の胞子、ほこり、水滴が直接表皮に付くことを防ぎ、感染リスクを下げる効果があると言わ
れています。
いかがでしたでしょうか。葉の色やトゲや毛には美しさと機能性を兼ね備えた「生き抜くための工夫」が詰まっていますね。
みなさんもご自宅にあるベゴニアの葉を今一度そのような観点から観察されてみてはいかがでしょう?






