2025年10月例会
- 広報部

- 2025年10月21日
- 読了時間: 3分
10月とは思えないほどの強い日差しに包まれた週末の午後。汗ばむような陽気の中、東京支部の会員が集まり、月例会が開催されました。今回のテーマは「分けて殖やそう・下郷交配種」。下郷系のベゴニア 、ヤヨイとライム の確認と株分けが中心となりました。

「分けて殖やそう」
永花園さんより、両品種の苗をご提供いただきました。ヤヨイは大きく柔らかなピンクの花を咲かせるゆったりとした印象、ライムは小ぶりで黄緑がかった花が特徴です。今回提供していただいたライムは葉裏が赤く発色しており、肥料や光の影響なのか、あるいは札の取り違えなのか、ライムの特徴とは違うのではないか?など会場では熱い議論が交わされました。最終的に「ヤヨイのみを分けて殖やす」「ライムは経過観察とする」という結論に。

ベテラン会員のKさんが手早く切り分けていきます。
下郷さんの思い出
テーマにちなみ、往年の会員であり名栽培者・下郷さんの思い出話も。展示会で見事に仕立てた株を披露して、ベゴニア協会の成長期に大活躍された方です。ベランダの小さな温室から始まり、神代グループボランティアの設立にも関わるなど、その情熱は多くの会員の記憶に刻まれています。
会員の近況と夏の振り返り
記録的な暑さとなった今夏。「温室の上部が焼けた」「北側でも葉が傷んだ」などの声が多数上がりました。朝日だけ当てる位置に移したり、遮光を調整したりと、各自の経験と工夫が活発に共有されました。「今年は出直しの年」という言葉に、皆がうなずくひと幕もありました。
見学会・新年会のご案内
年に一度の見学会は11月第3土曜日には「なばなの里」への見学会を実施予定と決まりました。また新年会では、ペルー・イキトスで活動するプラントハンター田中氏(TK便)を講師にお招きする方向で調整中です。原生地で撮影された南米のベゴニアが見られる貴重な機会になりそうです。
持ち寄りベゴニア紹介
今回も複数の会員が自宅で育てているベゴニアを持ち寄って紹介してくれました。

B. U168
5月の例会で「分けて殖やそう」でいただいたもの。
木立性だがどんどん伸びるので、今は垂らして栽培している。

B. sp.Aurora Luzon Philippines
まだ花は咲いたことがないけれど、とても綺麗で気に入っている。

B. 'Amber Love'
夏と冬で葉の色が変わる。いま涼しくなってきたので茶色っぽい葉が展開してきている。

B. 'Flying Egg'
白い八重咲の花にセンターが黄色のかわいい品種。

B. sp.Peru
白く細かいドットが印象的な原種。
など、個性豊かな株が紹介されました。
配布苗
最後はみなさんお待ちかねの配布苗。
今回は6名の有志が葉挿しで増やした苗を持ち寄ってくれました。殖やしたベゴニアをみんなで共有するというこの企画は素晴らしいですね。今年に入り持ち寄る有志が増えていることが喜ばしいかぎりです。

さて今回のラインナップは、
B. sudjanae
B. sp.Thiland
B. sp.Aurora Luzon Philppnes
B. 'Mabel Corwin '
B. 'Massoniana Maculata'
B. blancii
B. U400
B. rajah
B. thiemei
B. U681

B. U168
B. rex Thailand
B. casiguranensis
B. phoeniogramma Ⅰ
B. sp. Vietnam
イット
終始和やかな雰囲気の例会となりました。「秋晴れの中でも、まだ真夏のような熱気だったね」と笑う声も。
秋にしては暑い一日。けれど、そんな陽気の中でも元気に葉を広げるベゴニアたちは、季節の変わり目をしなやかに乗り越える力を見せてくれました。
また次回も楽しみです。






